黒歴史の話をします。
黒歴史。オタクが避けては通れない道のことです。 オタクはみんな通る。私は黒歴史なんて通ってない!とか言ってるオタクは今がお前の黒歴史だから安心してほしい。私もこんなものを書いている時点で黒歴史である。10年後に死にたくなってると思う。
私は10歳の頃からオタクと腐女子をやっているためもう12年になるわけなんですけど(死にたくない?)、あの頃はリボーン銀魂Dグレ全盛期でした。WJという文字をクリックした先には復活(69271827中心)/灰男/鰤みたいな暗号が並んでいた。
私はリボーンに登場する雲雀恭弥という男がめちゃくちゃに好きで、雲雀恭弥はハンバーグが好きなヤベエ男なんですけど、私もジョイフルに行った時はつねにハンバーグを頼んでいた。なぜなら雲雀恭弥が好きだから……好きな男と同じ食い物を食う快感……
そんな私の黒歴史がこれです。
当時小学生で自分のパソコンも携帯もなかったのであまりにも見にくいのですが、「リボーンオリジナルキャラ」です。細雪沙那、本名シャナノーク。10歳だが天才なので主人公と同じ中学に通っており、実は亡国の姫でありアルコバレーノ影─ファントム─の雲の守護者。長い袖に刃物を隠し持っておりそれで戦う。隠している片目には謎の文様があり、火にトラウマがある。
役満です。
ちなみに何気なくツイッターで晒したらプリパラデビューしました。
これです。可愛いね……
この時期にはポエムを書くことや台詞(?)を書くことにもハマり、こういうノートも作っていました。
勝手に違う世界見てろや。
中二病\(^o^)/とか書いてるけど絶対思ってなかったんですよ。こんなにかっこいいセリフかける私天才!?って思ってた。じゃないと手書きでこの量書けないんだよな。
中学に入っても黒歴史はとどまることを知らず、ブスなのにコスプレをし、地元の「ぶちコミ」という同人イベントにサークル参加して当時死ぬほどハマっていた「ギャグマンガ日和」の小説を出したりブログを開設して地雷バトンを書きまくったりしてました。
その時ハマっていたのはギャクマンガ日和、そして「イナズマイレブンGO」でした。その時の創作がこちらです。
エンジェリー・ナイード・L・バサカ=ランスロット。「イナズマイレブンGO」の推し、剣城京介の化身の前世創作です。寿限無寿限無じゃねえんだぞ。
そして、私は腐女子なので、こんなのもありました。
関係図が複雑骨折。よく書いたと思うよ。❤︎が多すぎてホリデイラブも真っ青ですね。
この頃は個人サイトを作り、ブログでは相変わらずhshs///wktk///^p^((黙rなどの古のネットスラングを使い、ハッピーシンセサイザを踊り、ハレハレユカイを踊り、おちゃめ機能を踊ってました。踊りすぎじゃない?
これはギャグマンガ日和のパロディ設定です。妖狐×僕SSの影響があまりにもわかる。
「鬼」二本の角をもち忌まわれ嫌われる存在/常に一人でいることを義務付けれ人と相容れることを許されない存在/どうか、温もりをください。
「神」膨大な知識と力を持ち恐れ時に忌まわれる存在/常に孤独であり続け全てを公平平等に裁き続ける存在/それが終わる日は、来るのか。
突然のポエムすぎる。ちなみにこの設定の小説は3話くらいで飽きました。
もちろん〇〇に100の質問もやりました。成人するための通過儀礼です。
100の質問全部手書きで、ここまでくると狂気です。オタクを召喚するための聖遺物にすらなりうる。手書きでやった意味あった?
結局何が言いたいかというと、黒歴史も10年経つと愛おしくなるんですよね。だって当時の私は今の私だし当時の私はこれを黒歴史だなんて思って書いてないんですよ。大真面目なんですよ。大真面目でこれが面白くてカッコよくて最先端だと思ってたんです。だからなぜか捨てられない。こんなノートが家に10冊以上あるんですよね。もはや呪い。全部手書きで、今も私の右手の中指にはその時のペンだこがあります。不名誉な負傷でしかない。
今もツイッターではうんこちんちん課金ドブって言ってるしオタクは永遠に黒歴史を作り続けるんですよ。それがオタクの生きた証……オタク、恥の多い生涯………………………